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大掃除はじめました。【その2】 [雑記]

前回の「大沢おじ始めました【その1】」に思いのたけを吐き出したことで、大掃除を始めるきっかけとなった出来事を思い出した。

ある日会社の昼休みに入った定食屋で、注文の品を待ちながらぼんやり眺めていたテレビ ―お昼の情報番組だったか、ワイドショーの一幕だったかで、掃除のプロがこう言っていた。

「片付けはクローゼットや押入れから」

クローゼットの中は「分別不能で諦めたもの」や「とりあえずキープ」であふれかえっている魔窟ということらしい。なるほど。
断捨離素人は目に見えるところをきれいにすることが「片付け」だと思っている節があるが、それでは根本解決にはならないということだ。
もちろんそれは私にも当てはまる。

そもそも片付けとはどこから行うべきなのか、どうすれば片付くのか、その糸口さえも知らないのだから家が片付くはずがない。

クローゼットか…。
我が家にも開けるのを躊躇するほどの魔窟がいくつかある。
しかし、そこが片付けばフロアに出ているあれやこれやが収納できるようになるはずだ。
ここまでシミュレーションができているのに動き出さない手はない。

という感じで、今回の断捨離祭が発足したのである。

最初から一室の大きなクローゼットを開けてしまったら片付けきる自信がなかったので、ひとまず洗面台の下の棚から始めることにした。
廊下に新聞紙を広げて中のものをひとつひとつ出してみる。

今は使っていない洗濯用洗剤。
未開封のクレンンザー。
ため湯時代に活躍していた風呂釜洗剤。
細かい部分の掃除用に取って置いたのであろう歯ブラシ数本。
誰の趣味かわからない柔軟剤。
カビ取り洗剤の詰め替えボトル2本。
愛用していた漂白剤の詰め換えパウチ4本。(4本!!!)

などなど、今の生活には不要と思われるものから、継続して使用できそうなものがゴロゴロ出てきた。
未使用のクレンザーや柔軟剤は一人暮らしの同僚にあげることにして、あとはすべて処分。

せっかく棚を空にしたので、サイズに切った包装紙を底面に敷き、その上に現行の洗濯洗剤ボトルや風呂用洗剤などを並べていく。
すると、洗剤棚にしていた4段ラックがまるまる空いた。

もちろんラックの中段などにも、いつ買ったのかわからないモ○ダ○ンとか、評判だけで購入してピンと来なかった何かとか、空の洗剤ボトルとかがあってがっつり捨てている。
使い古しのラックを市の廃品回収に出したところ、ユーティリティスペースが見違えるほど広くなったのだ。

素晴らしい。

ひとつ片付けの成功事例ができると自信がつくもので、次はこのクローゼットを開けてみよう!とちょっとした探検隊気分で断捨離祭は進んでいったのである。


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