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自分にあった禁煙方法を選びが成功の秘訣!?選択のポイントはニコチンの代謝速度!! [禁煙]

やれ禁煙、やれ分煙だと愛煙家の住みにくい社会が確立されつつあるが、税金も上がり、小遣い制の友人などは「煙草代の占める割合が多くて飲みに行けない、これは禁煙するしかないかー」などと言っていたりもする。

禁煙・・・。
私の通った高校の国語課の教師は、職員室の自分の机に「明日から禁煙!」という立札を立てながら、毎日山のような吸殻を産出していた。
「禁煙しないんですか?」と尋ねると、「お前きちんと見ろ、“明日から”禁煙なんだ」と言った。
日が変わると“明日”は延々に“明日”なんだろう、と察した高校3年の冬。

あれから20年近く経過し、現代では「自分の健康」もしくは「家族の健康」のため、はたまた「経済的な理由 」から禁煙を考えている人が増えていると聞く。
しかし、先のエピソードからもわかるように なかなか思うようにやめられない という声も同時に耳にする。

禁煙が続かない理由はどこにあるのか。
何事も続かないのは個人の問題という意見も確かにあるのだが、喫煙が常習化している場合の禁煙については、他の断ちたい何かと比べて「継続」の重みが違うような気がしている。
もちろんこれまでの研究報告で、欲求を司る脳からの信号により「吸いたい気持ち」が増幅され、禁煙の継続が妨げられているという説も聞いたことがある。
そうとは知りつつも素人目に見て気持ちだけの問題ではないかもしれないな、と私は感じている。

先日、こんな記事を見かけた。

禁煙治療の研究を行っている 米ペンシルベニア大学のキャリン・レルマン教授は、「体内に取り込まれたニコチンの代謝速度が禁煙の鍵となる」と、呼吸器医学の専門誌で発表したというもの。

ニコチンの代謝速度については個人差があるだろうが、この理論で考えると、「ニコチンの代謝が速い人ほど、次の1本を吸いたいという欲求が短いスパンで訪れる」ことになる。

いわゆる依存症状ともいえるのだが、このような場合は禁煙を継続するためには体や脳の欲求に負けない強い意志がより必要になってくるというわけだ。
気持ちの面だけではなく体内物質の欠如によって起こる欲求なので、それを理解した上であっても禁煙を継続していくのは難しい、のかもしれない。

さらに同誌でレルマン教授は、「禁煙を試みる喫煙者の大半が1週間以内に失敗していると状況をかんがみて、それぞれの喫煙者に最も適した治療法を組み合わせることが必須だ」と述べる。

今回の研究結果によれば、ニコチンの代謝が速い人はニコチンパッチよりも傾向禁煙補助薬(非ニコチン製剤)を使う方が長く禁煙状態を保つことができているということらしい。

ちなみに、一般的にニコチンの血中濃度は喫煙後30分程度で半減し、3時間もすればほぼ体外に排出されてしまうらしい。

なるほど。

自分の吸いたくなるスパンから代謝速度を考えてみるもよし。
それによって自分に合いそうな禁煙方法を選んでみるのが賢そうだ。


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